WordPress高速化の実践ガイド|Core Web Vitals改善とPageSpeed Insightsの見方

WordPressサイトの表示速度改善とCore Web Vitals対策のイメージ

Googleは、Core Web Vitalsをページ体験に関する重要な指標として扱っています。WordPressサイトの表示が遅いと、ユーザーが離脱しやすくなり、問い合わせや購入などの成果にも影響する可能性があります。

ただし、Core Web Vitalsの「良好」判定と、PageSpeed InsightsのPerformanceスコア90点以上は同じものではありません。Core Web VitalsはLCP・INP・CLSの3指標で評価され、PageSpeed InsightsのスコアはLighthouseによるラボ計測の総合点です。

本記事では、WordPressサイトのCore Web Vitals(LCP・INP・CLS)を改善し、あわせてPageSpeed InsightsのPerformanceスコア向上を目指すための実践的な手順を解説します。

※本記事は2026年9月14日時点の情報をもとに整理しています。プラグインの機能・料金、テーマの設定項目、各ツールの仕様は変更される場合があるため、導入前に公式情報をご確認ください。

目次

Core Web Vitalsの3指標とは(LCP・INP・CLS)

Core Web Vitalsは、ページの読み込み、操作への応答性、レイアウトの安定性を測る指標です。PageSpeed Insightsの点数とは別に、LCP・INP・CLSの各指標が良好かどうかを確認します。

指標正式名称意味良好の目安
LCP Largest Contentful Paint ページ内の主要コンテンツが表示されるまでの時間。アイキャッチ画像、ヒーロー画像、大きな見出しなどが対象になりやすい。 2.5秒以内
INP Interaction to Next Paint クリック、タップ、キー入力など、ユーザー操作に対するページの応答性。 200ミリ秒以下
CLS Cumulative Layout Shift 読み込み中に画像・広告・フォントなどでレイアウトがどれだけずれるかを示す指標。 0.1以下

※Core Web Vitalsの良好判定は、PageSpeed InsightsのPerformanceスコア90点以上と同じ意味ではありません。実際のユーザーデータ(フィールドデータ)とラボデータの両方を確認しましょう。

WordPressサイトで問題になりやすいのはLCPです。ヒーロー画像やアイキャッチ画像が遅延なく表示されるかどうかが大きく影響します。CLSは広告・遅延読み込み画像・Webフォントによるレイアウトシフトが原因になることが多く、テーマやプラグインの構成によって発生しやすさが異なります。

Core Web VitalsとPageSpeed Insightsスコアは別物

「PageSpeed Insightsで90点以上を取ればCore Web Vitalsも良好」という理解は正確ではありません。両者は計測の元になるデータも、評価の仕組みも異なります。

項目Core Web VitalsPageSpeed InsightsのPerformanceスコア
評価の形LCP・INP・CLSの3指標を、それぞれのしきい値で判定Lighthouseの複数指標を合成した100点満点の総合点
元データ実際のユーザーの計測値(フィールドデータ)が中心計測時にその場で測ったラボデータ
良好の目安LCP 2.5秒以内 / INP 200ミリ秒以下 / CLS 0.1以下一般に90点以上が目安とされる
見るときの注意アクセスが少ないとフィールドデータが表示されないことがある計測ごとに点数が変動する。90点でもフィールドデータが悪い場合がある

また、Core Web Vitalsは検索で考慮される要素のひとつですが、スコアを改善すれば必ず検索順位が上がる、あるいは遅いと必ず順位が下がる、というものではありません。コンテンツの品質や検索意図との一致が前提にあったうえで、ページ体験が判断材料に加わる、という位置づけで捉えてください。

まず計測する──PageSpeed Insightsの使い方と優先順位の決め方

改善を始める前に、現状を計測します。Googleが無料で提供するPageSpeed InsightsにURLを入力するだけで、モバイル・PCそれぞれのスコアとCore Web Vitalsの状況が確認できます。

見るべきポイント:

  • 「フィールドデータ」と「ラボデータ」の違いを理解する:フィールドデータは実際のユーザーの計測値、ラボデータはPageSpeed Insightsがその場で計測したシミュレーション値です。フィールドデータがない場合(アクセスが少ないサイト)はラボデータを参考にします
  • LCPの対象要素を確認する:「LCP要素」として何が表示されているかを確認します。ヒーロー画像やアイキャッチが原因なら画像最適化、テキストが原因ならサーバー応答速度やフォント読み込みが課題の可能性が高くなります
  • LCP・INP・CLSのどれが悪いのかを切り分ける:指標ごとに原因も対策も異なります。まず「どれが基準を外れているか」を特定します

改善提案は上から順に直せばよいとは限りません。PageSpeed Insightsの「改善できる項目」は重要な手がかりですが、表示順は影響の大きさ順とは限らず、対応コストも考慮されていません。

まずは、実際のユーザーデータであるフィールドデータを確認し、LCP・INP・CLSのうちどの指標が悪いのかを見ます。次に、PageSpeed InsightsでLCP要素、レンダリングを妨げているCSS/JavaScript、画像サイズ、レイアウトシフトの原因を確認し、問い合わせページ・サービスページ・記事ページなど、成果に近いページから優先的に改善します。

計測はGTmetrixやWebPageTestと組み合わせると、より詳細な分析が可能です。まずPageSpeed Insightsで現状を把握し、改善後に再計測して効果を確認する習慣をつけましょう。検索側の変化はSearch Consoleで検索キーワードと表示回数を確認する方法、成果側の変化はGA4の初期設定とキーイベント計測とあわせて見ると判断しやすくなります。

高速化の前に必ずバックアップ・計測・検証を行う

WordPress高速化は、設定を変えるだけで表示速度が改善することもありますが、同時に表示崩れや機能不具合が起きることもあります。特に、キャッシュ、JavaScriptの遅延読み込み、CSS最適化、CDN設定は影響範囲が広いため、事前準備が重要です。

  • WordPress本体・テーマ・プラグイン・データベースのバックアップを取る
  • ステージング環境があれば、先にステージングで検証する
  • PageSpeed Insights、Search Console、GA4で現状値を記録しておく
  • 問い合わせフォーム、購入導線、予約フォーム、ログイン機能の動作を確認する
  • 変更した設定を記録し、いつでも元に戻せるようにする
  • 1つ変更したら再計測し、どの施策が効いたかを確認する

まとめて一気に設定を変えると、速くなった原因も、壊れた原因も分からなくなります。「1つ変える → 確認する → 再計測する」を繰り返すことが、結果的にいちばん早い進め方です。

WordPress高速化4つの改善策 ①画像最適化サイズ・遅延読込 ②キャッシュ設定ページ/ブラウザ/DB ③プラグイン整理CSS/JS最適化 ④サーバー・CDN高速サーバー移行
WordPress高速化の4つの改善策
①画像最適化

表示サイズの見直し・LCP画像を遅延読込しない・次世代フォーマット

②キャッシュ設定

ページキャッシュ・ブラウザキャッシュ・オブジェクトキャッシュ

③プラグイン整理・CSS/JS最適化

棚卸し・不要な読み込みの削減・Webフォント最適化

④サーバー・CDN

高速サーバーへの移行とCloudflare活用

改善①
「画像最適化」──次世代フォーマット・遅延読み込み・サイズ

画像はLCPに最も影響しやすい要素です。以下の3点を確認してください。

次世代フォーマット(WebP・AVIF)への変換

WebPやAVIFなどの次世代フォーマットを使うと、JPEGやPNGよりもファイルサイズを抑えられる場合があります。ただし、削減率は画像の内容、圧縮品質、表示サイズによって変わります。写真、イラスト、透過画像、すでに圧縮済みの画像では効果が大きく異なります。

WordPressで変換を自動化するプラグインとしては、ImagifyShortPixel Image Optimizerなどが広く使われています。無料枠の有無や料金は変更されるため、導入前に各公式サイトで最新のプランを確認してください。サーバー側やCDN側で変換・配信できる場合は、プラグインを増やさずに済むこともあります。

遅延読み込み(Lazy Load)とLCP画像の扱い

WordPress 5.5以降は画像の遅延読み込みが標準で有効になっています。ここで注意したいのが、LCP対象になっているアイキャッチ画像やヒーロー画像を、むやみに遅延読み込みしないことです。ファーストビュー内の重要画像が遅延読み込みされると、LCPが悪化します。

テーマやプラグインの設定によって挙動が変わるため、実際にPageSpeed InsightsでLCP要素を確認し、その画像が遅延読み込みの対象になっていないかを見てください。なお、SWELLは初期状態でアイキャッチ画像を遅延読み込みの対象外にしています(後述)。

表示サイズに対して過剰に大きい画像を避ける

表示サイズより大きな画像をアップロードしているケースは非常に多く見られます。重要なのは、実際に表示するサイズに対して過剰に大きな画像を使わないことです。

ブログのアイキャッチやメインビジュアルは、PC・スマホでの表示サイズを確認したうえで、必要以上に大きい画像を避けます。ファイルサイズも一律の基準ではなく、画質と表示速度のバランスを見て調整します。アップロード前にSquooshなどで手動圧縮し、圧縮前後の見た目を比べて決めるのが確実です。

改善②
「キャッシュ設定」──3種類のキャッシュを使い分ける

キャッシュはサーバーの処理を省略して高速にページを返す仕組みです。WordPressでは主に3種類のキャッシュがあります。

  • ページキャッシュ:WordPressが動的に生成したHTMLをキャッシュし、次回以降のリクエストではそのHTMLを直接返します
  • ブラウザキャッシュ:CSS・JavaScript・画像などの静的ファイルをブラウザ側にキャッシュさせます。Cache-Controlヘッダーをサーバー設定や.htaccessで付与します
  • オブジェクトキャッシュ:データベースへのクエリ結果をメモリにキャッシュします。Redis Object Cacheなどを使い、データベースアクセスが多いサイトで効果が出やすい仕組みです

キャッシュプラグインの選び方と注意点

WordPressのキャッシュプラグインには、WP RocketW3 Total CacheLiteSpeed Cacheなどがあります。どれが最適かは、利用しているサーバー、テーマ、プラグイン構成、CDNの有無によって変わります。

LiteSpeedサーバーを利用している場合はLiteSpeed Cacheが有力な候補になります。一方、ApacheやNginx環境では別のキャッシュプラグインやサーバー側キャッシュを検討します。料金や機能は変更されるため、比較する際は各公式サイトで最新情報を確認してください。

注意点として、キャッシュ系プラグインを複数同時に有効化すると、表示崩れ、ログイン状態の不具合、フォーム送信エラー、カート不具合などが起きる場合があります。導入前にバックアップを取り、ステージング環境で確認してから本番へ反映してください。ECサイトや会員サイトでは、カート・マイページ・ログイン後の画面がキャッシュされていないかも必ず確認します。

改善③
「プラグイン整理・CSS/JS最適化」──不要な読み込みを減らす

プラグインが増えるほどCSS・JavaScriptファイルが増え、ページの読み込みが遅くなります。以下の順で整理します。

不要プラグインの棚卸し

有効化しているプラグインを棚卸しし、使っていないものは停止・削除します。類似機能のプラグインが複数ある場合は1本に統合します。停止するだけでなく削除することで、更新管理やセキュリティ面の負担も減らせます。

CSS/JSの削減・ミニファイ・遅延読み込み

CSS/JavaScriptの最適化では、まず「不要なファイルを読み込まない」ことを優先します。Asset CleanUpなどを使うと、特定のページで不要なCSS/JSを読み込まないように制御できます。

ミニファイ(空白・コメントの削除)や遅延読み込みは有効な場合がありますが、ファイル結合はHTTP/2・HTTP/3環境では必ずしも効果が出るとは限りません。結合すると1ファイルが大きくなり、一部だけ更新した際にキャッシュがすべて無効になるなど、かえって不利になることもあります。

特に、問い合わせフォーム、ECカート、予約フォーム、計測タグ、広告タグ、スライダー、地図埋め込みなどは、JavaScriptの遅延読み込みで不具合が出ることがあります。変更後は、見た目だけでなく、フォーム送信、購入完了、GA4イベント、タグ発火まで確認してください。

Webフォントの最適化

Google Fontsを外部から読み込む設定になっている場合、外部サーバーへの接続待ち時間がLCPに影響することがあります。使用しているウェイト・字種を絞る、システムフォントに切り替える、OMGF(Optimize My Google Fonts)などでローカルに自己ホストする、といった方法があります。日本語Webフォントはファイルサイズが大きいため、本当に必要かどうかから検討してください。

改善④
「サーバー・CDN」──TTFBとCloudflareの見直し

アプリケーションレベルの最適化をすべて実施しても、サーバー自体の応答が遅いと限界があります。TTFB(Time To First Byte)が遅い場合は、サーバー構成、PHPバージョン、データベース、CDN、画像配信を見直します。

サーバー環境の見直し

共有サーバーの低価格プランはTTFBが遅くなりがちです。ConoHa WINGエックスサーバーなどのWordPress向けサーバーや、VPS・クラウドサーバーへの移行も選択肢になります。LiteSpeedウェブサーバーに対応したサーバーでは、LiteSpeed Cacheプラグインとの組み合わせで効果が出やすくなります。

ただし、サーバー移行は影響が大きい作業です。移行前後でメール、SSL、DNS、リダイレクト、フォーム送信、外部連携が問題なく動くかを必ず確認してください。

CDNの活用

CloudflareはCDNとセキュリティ機能を無料プランから利用できるサービスです。世界中のエッジサーバーからコンテンツを配信することで、静的ファイルの配信速度を向上させられます。WordPress向けの公式プラグインも提供されています。

一方で、CDNはキャッシュの挙動が絡むため、フォーム、ログイン、カート、管理画面、計測タグに影響しないかを確認してから本番適用してください。ECサイトの場合はウェブ・ECサイト制作の観点も含め、構成全体を見たうえで判断することをおすすめします。

SWELLで確認する高速化設定 高速化タブ設定キャッシュ・CSS・遅延 機能停止タブ未使用機能を止める フォント設定外部リクエスト削減 アイキャッチ遅延読込の確認 スクリプト遅延対象を絞る
SWELLテーマで確認したい高速化設定
SWELL設定→高速化タブ

キャッシュ機能・CSSの読み込み方・遅延読み込み・ページ遷移高速化

SWELL設定→機能停止タブ

ブログパーツ・LP・吹き出しなど、使っていない機能を停止する

フォントの設定

Google Fontsを使わない・システムフォントに変更

アイキャッチの遅延読み込み

SWELLは初期状態で対象外。プラグインで打ち消していないか確認

スクリプトの遅延読み込み

対象キーワードと除外ページを指定し、フォーム・計測タグを守る

SWELLテーマで確認したい高速化設定

アイ・エス・プライムのサイトではWordPressテーマにSWELLを利用しています。SWELLには高速化に関する設定がありますが、すべてを有効にすれば必ず速くなるわけではありません。サイト構成や利用プラグインによっては、表示崩れや計測不具合が起きることもあります。

  • 「SWELL設定 → 高速化」タブを確認する:キャッシュ機能(動的CSS・ヘッダー・サイドバー・トップページ・ブログカードなど)、ファイルの読み込み(SWELLのCSSをインラインで読み込む/必要なCSSだけを読み込む/フッター付近のCSSを遅延読み込み)、遅延読み込み機能(記事下コンテンツ・フッター・スクリプト)、ページ遷移高速化(Prefetch・Pjax)が設定できます
  • スクリプトの遅延読み込みは対象を絞る:SWELLには遅延対象にするスクリプトのキーワード指定や、遅延をオフにするページの指定があります。フォームや計測タグが動かなくなる場合は、対象から外して切り分けます
  • LCP対象のアイキャッチが遅延読み込みされていないか確認する:SWELLは初期状態でアイキャッチ画像を遅延読み込みの対象外にしています。プラグイン側で一括して遅延読み込みをかけると、この配慮が打ち消される場合があるため注意してください
  • フォントの読み込み状況を確認する:外部フォントの読み込みがLCPやCLSに影響していないかを確認し、必要に応じてシステムフォントやローカル配信を検討します
  • 「SWELL設定 → 機能停止」タブで使っていない機能を止める:ブログパーツ、LP機能、吹き出し、画像拡大表示など、使っていない機能を停止すると、その分の読み込みを減らせます
  • 画像のWebP/AVIF変換はSWELLの機能ではありません:SWELL設定に「画像最適化」タブはなく、WebP変換機能も用意されていません。画像最適化プラグイン、サーバー機能、CDN機能で対応してください

※SWELLの設定項目はバージョンにより変わる可能性があります。実装前に、現在利用中のSWELL管理画面とSWELL公式マニュアルを確認してください。

AI・自動最適化ツールを使うときの注意点

WordPress高速化では、画像圧縮、キャッシュ、CSS/JavaScript最適化を自動化できるサービスやプラグインもあります。これらを使うと設定作業を減らせる場合がありますが、導入すれば必ずCore Web Vitalsが改善するわけではありません。むしろ、自動で書き換える範囲が広いぶん、不具合の切り分けが難しくなることもあります。

導入・設定変更のあとは、次の点を必ず確認してください。

  • 問い合わせフォームが正常に送信できるか(確認画面・完了画面まで)
  • ECサイトの場合、カート・決済・会員登録に不具合がないか
  • GA4、Google Tag Manager、広告タグが正しく発火しているか
  • Cookie同意管理やチャットウィジェットが動作しているか
  • ログインユーザー向けページや管理画面にキャッシュが影響していないか
  • モバイル表示でレイアウト崩れがないか

また、生成AIが出力したコードを、そのまま本番環境のfunctions.phpへ貼り付けるのは避けてください。1行の記述ミスでサイト全体が表示できなくなることがあります。子テーマ、Code Snippetsなどのプラグイン、または専用プラグインとして管理し、バックアップとステージング環境での確認を行ったうえで反映します。AIの出力は「実装の下書き」や「調べる手がかり」として使うのが安全です。

一方で、監視の自動化はAI・スクリプトと相性が良い領域です。Search ConsoleのCore Web Vitalsレポートに加えて、PageSpeed Insights APIとGoogle Apps Scriptを組み合わせれば、スコアを定期取得してスプレッドシートに記録し、悪化時に通知する仕組みを無料で作れます。

WordPress高速化で見るべきKPI

高速化は「点数を上げること」自体が目的ではありません。最終的に問い合わせや購入が増えたかまで含めて確認します。

目的見る指標確認ツール
読み込み速度改善LCP、TTFB、FCP、Speed IndexPageSpeed Insights、Lighthouse、WebPageTest
操作性改善INP、Total Blocking Time、長いタスクPageSpeed Insights、Chrome DevTools
表示安定性改善CLS、画像のサイズ指定、広告・iframeの領域確保PageSpeed Insights、Chrome DevTools
SEO・流入改善検索順位、クリック率、表示回数、インデックス状況Google Search Console
成果改善問い合わせ率、CVR、フォーム到達率、離脱率GA4、Clarity、ヒートマップツール

速度を改善しても問い合わせが増えない場合は、速度以外にボトルネックがある可能性があります。導線や訴求の見直しについてはホームページから問い合わせが来ない原因と改善ポイントもあわせてご確認ください。

まとめ(優先度付き改善チェックリスト)

WordPressのCore Web Vitalsを改善し、PageSpeed Insightsのスコア向上を目指すための改善を、優先度順にまとめます。

  1. 【最優先】バックアップを取り、PageSpeed Insights・Search Console・GA4で現状値を記録する
  2. 【最優先】フィールドデータでLCP・INP・CLSのどれが基準を外れているかを特定する
  3. 【高優先】画像最適化:表示サイズに合った画像にする+LCP対象画像を遅延読み込みしない
  4. 【高優先】ページキャッシュの設定(サーバー環境に合ったものを1つだけ)
  5. 【中優先】不要プラグインの棚卸し・削除、不要なCSS/JSを読み込まない設定
  6. 【中優先】SWELL設定の高速化タブ・機能停止タブの見直し
  7. 【状況次第】サーバー・CDNの見直し(TTFBが遅い場合に優先度が上がる)
  8. 【毎回】変更のたびにフォーム送信・計測タグ・モバイル表示を確認し、再計測する

いきなりすべてを実施しようとするより、「まず計測 → 最大の改善効果が見込める施策を1つ実施 → 動作確認 → 再計測」のサイクルを回すことが、無理なく改善を進めるコツです。

アイ・エス・プライムが支援できること

アイ・エス・プライムでは、WordPressサイトの表示速度改善、Core Web Vitals改善、ウェブ解析、問い合わせ改善を一体的に支援しています。たとえば、以下のようなご相談に対応できます。

  • PageSpeed Insights / Search Console / GA4による現状分析
  • LCP・INP・CLSの原因調査
  • アイキャッチ画像・ヒーロー画像の最適化
  • SWELL設定の見直し
  • キャッシュ・CDN・サーバー設定の確認
  • 不要プラグインの棚卸し
  • CSS/JavaScriptの読み込み改善
  • 問い合わせフォームやECカートの動作確認
  • 高速化後のGA4・タグ発火確認
  • WordPressサイトのリニューアル・保守改善

「PageSpeed Insightsの点数が悪い」「モバイルだけ遅い」「高速化プラグインを入れたら表示が崩れた」という場合は、現状のサイト構成を確認したうえで、影響の大きい箇所から改善をご提案します。ウェブサイト解析・改善サービスウェブ・ECサイト制作とあわせてご相談ください。

よくある質問

QPageSpeed Insightsで90点以上ならCore Web Vitalsも良好ですか?
A必ずしも同じではありません。PageSpeed InsightsのPerformanceスコアはLighthouseによるラボ計測の総合点です。一方、Core Web VitalsはLCP・INP・CLSの3指標を、実際のユーザーデータも含めて評価します。90点以上でも、フィールドデータでLCPやINPが基準を外れている場合があります。
QWordPress高速化はSEOに効果がありますか?
ACore Web Vitalsは検索で考慮される要素の一つです。ただし、高速化だけで検索順位が必ず上がるわけではありません。コンテンツ品質、検索意図との一致、内部リンク、被リンク、専門性なども重要です。速度改善は「土台を整える施策」として位置づけるのが現実的です。
Qキャッシュプラグインを入れれば速くなりますか?
A改善する場合もありますが、サーバー環境や既存プラグインとの相性によっては表示崩れやフォーム不具合が起きることもあります。複数のキャッシュ系プラグインを同時に使うのは避け、バックアップを取ってから、できればステージング環境で検証してください。
QLCP画像は遅延読み込みしてもよいですか?
A原則として、ファーストビューに表示される重要画像やアイキャッチ画像がLCP対象になっている場合は、遅延読み込みしない方がよいケースが多いです。PageSpeed InsightsでLCP要素を確認したうえで判断してください。
QSWELLだけでWebP変換できますか?
ASWELLの設定に「画像最適化」タブやWebP変換機能は用意されていません。画像最適化プラグイン、サーバー機能、CDN機能を使って対応してください。設定項目はバージョンで変わる可能性があるため、最新の管理画面と公式マニュアルもあわせてご確認ください。
QCSS/JSは結合したほうが速くなりますか?
AHTTP/2・HTTP/3環境では、結合が必ずしも有効とは限りません。1ファイルが大きくなることでキャッシュ効率が落ちたり、依存関係が崩れて不具合が出たりすることもあります。まずは「不要なファイルを読み込まない」ことを優先してください。

参考リンク

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この記事を書いた人

石原 則和のアバター 石原 則和 代表取締役

株式会社アイ・エス・プライム 代表取締役。群馬県桐生市を拠点に、中小企業の業務改善・システム開発・Web制作・ウェブ解析・IoT・DX支援を手がける。コンサルティングを軸に、お客様の業務を深く理解したうえで最適なソリューションを提案するスタイルで、製造業・小売業・サービス業など多様な業種の課題解決に携わる。ウェブ解析士マスター・提案型ウェブアナリスト・生成AIパスポート・デジタル庁 デジタル推進委員。

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